ストレートネック

ストレートネックとは

ストレートネックとは、正常な頸椎のカーブが減少し、真っ直ぐになPCやスマホの使用頻度が高い男女に多く見られます。

ストレートネックの原因

頭を前にうつむくような姿勢を長時間取ることで、首の後ろ側についている姿勢を維持する筋肉が緊張し、カーブが引っ張られることでストレートネックとなります。通常の位置とはずれて頸椎が並び、筋緊張も強くなるため、虚血による痛み、鬱血による痛み、神経叢向上に沿った痛みが現れます。

ストレートネックと鍼灸治療

大沼鍼灸仙台では、ストレートネックのはり治療に対応しています。

姿勢を維持するための筋肉群を、鍼灸や指圧を駆使してゆるめていき、筋肉がゆるむことで自然と正しいカーブに戻り、ストレートネックは改善されます。

骨格の問題のようにも見えますが、位置を決定しているのは筋肉です。ボキボキ整体のように過激な瀬術でなくとも、筋肉をゆるめるだけで優しく改善が見込めます。

ストレートネックのセルフケア

【セルフケア1】ストレッチ ストレッチは、筋肉を伸ばすことで筋肉の硬直を緩和し、血流を良くすることができます。特に、ストレートネックの場合は、首の筋肉が硬くなり、動きが制限されていることが多いため、ストレッチが有効です。論文「Clinical effectiveness of self-stretching for the treatment of patients with posterior neck pain and decreased cervical lordosis: a randomized controlled trial」によると、首のストレッチ運動をすることで、ストレートネックの改善に有効であることが示されています。具体的には、壁に対して背中をつけて、肩を下げた状態で頭を左右に倒すストレッチや、背筋を伸ばして顎を引くストレッチが効果的です。

【セルフケア2】姿勢の改善 ストレートネックの原因の1つに、長時間同じ姿勢でいることが挙げられます。特に、パソコンやスマホを使用する際に、画面に向かって首を前に出す姿勢が多くなるため、ストレートネックにつながることがあります。論文「The effects of thoracic extension exercise and thoracic extension mobilization with movement on cervical posture and upper thoracic pain in patients with a forward head posture: a randomized controlled trial」によると、胸郭の伸展エクササイズを行うことで、ストレートネックの改善に有効であることが示されています。具体的には、背中を伸ばして肩甲骨を寄せることで、胸郭を開いた姿勢を心がけましょう。

【セルフケア3】ヨガ ヨガは、呼吸法やポーズを行うことで、身体をリラックスさせることができます。また、論文「Effect of yoga on cervical spond ylosis in patients presenting with neck pain: A randomized controlled trial」によると、ヨガを行うことで、ストレートネックの改善に効果的であることが示されています。特に、首や肩周りの筋肉を緩めるポーズや、胸郭を開くポーズが効果的です。ヨガのポーズの中でも、鎖骨を開くポーズの「ウパヴィシュタ・コナーサナ」や、肩甲骨を寄せるポーズの「カウ・ナマステ・シャナイ」などがおすすめです。

【セルフケア4】マッサージ 首の筋肉が硬くなると、ストレートネックを引き起こすことがあります。そこで、首周りの筋肉をほぐすマッサージが有効です。論文「Effect of self-massage and stretching on the cervical range of motion and electromyographic activity of the neck muscles: A randomized controlled trial」によると、首周りの自己マッサージを行うことで、ストレートネックの改善に有効であることが示されています。具体的には、指の腹を使って首の筋肉を揉みほぐすマッサージが効果的です。


仙台市仙台市青葉区 大沼鍼灸