依存症

集団精神療法(しゅうだんせいしんりょうほう)

同じ精神疾患の悩みを持つ仲間との絆

映画をよく見る方はわかると思いますが、洋画でよく「断酒会」として登場するのが、この集団精神療法です。

同じ時間・同じ場所で複数人の同じ悩みを持った患者が集まり、コミュニケーションを通じて問題の解決を目指します。

アルコール・ギャンブル・セックス・ドラッグの依存症摂食障害によく用いられていますが、うつ病や統合失調症、不安症などにも有効だと思います。

一番のキモは、独りではなく仲間とともに治癒していく安心感、互いが持っている知識の交換、自分の経験や知識が人の役に立っているという自己効力感、仲間がよくなっていくことで得られる希望、などです。

現場に立っていてマンツーマンでお話を聞いていると、マンツーマンだから聞けるお話やさらけ出せる心がある、と強く感じると同時に、集団でしか得られない高揚感やエネルギーがある、とも感じます。

仙台市仙台市青葉区 大沼鍼灸