循環器系疾患と鍼灸

高血圧・低血圧

高血圧は、健康上の問題として、日本人にとって深刻な課題となっています。高血圧は、心臓や脳卒中、腎臓疾患、動脈硬化などの病気の原因となることがあります。このような高血圧を予防するために、適切な治療方法が必要です。鍼灸は、古くから高血圧の治療に使われてきた方法の1つです。本稿では、血圧と鍼灸について詳しく解説していきます。

高血圧とは何か

高血圧とは、心臓が血液を送り出す力が強くなり、血圧が上がってしまう状態を指します。高血圧は、血管の内側にある内皮細胞が損傷を受けたり、血管が硬くなったりすることで発症することがあります。高血圧の原因は、遺伝的要因や食生活、運動不足など様々な要因が考えられます。高血圧は、予防することが非常に重要です。

高血圧と鍼灸の関係

高血圧の治療には、薬物療法が一般的です。しかし、副作用がある場合や、薬が効かない場合もあります。こうした場合には、代替療法として鍼灸が注目されます。鍼灸は、体内の気の流れを整えることで、身体の調子を整えることができます。鍼灸による治療は、薬剤療法に比べて副作用が少なく、自然治癒力を高めることができます。

鍼灸による高血圧治療のメカニズム

鍼灸による高血圧治療のメカニズムは、まだ完全に解明されていません。しかし、鍼灸によって、交感神経と副交感神経のバランスを整えることができると考えられています。高血圧の場合、交感神経の働きが強くなり、血圧が上がる傾向があります。鍼灸によって

動悸・不整脈

動悸・不整脈が気になる方へ

心臓が強く打つ、脈が速い、飛ぶように感じる。こうした拍動を気になるものとして感じることを、動悸と呼びます。不整脈は心臓の拍動のリズムに異常がある状態で、動悸と同じ意味ではありません。

睡眠不足や不安、カフェイン、薬などが関わることもあれば、心臓や甲状腺などの病気が見つかることもあります。感じ方だけで原因を判断できません。NHSの動悸の案内

まず、原因と必要な治療を確認する

動悸に胸の痛み、息苦しさ、失神や倒れそうな感じを伴うときは、鍼灸の予約を待たず、救急受診してください。症状がいったん治まっても、こうした症状があったことを早めに医師へ相談してください。

繰り返す動悸や長く続く動悸も、医療機関での確認が必要です。「ストレスが多いから」と自分で結論を出さず、いつ、どのくらい続くか、ほかの症状があるかを伝えます。心電図などの検査を受けたことがあれば、その結果も相談の材料になります。

医療機関で確認したあとも、つらさが残るとき

検査で治療が必要な異常を指摘されなかったとしても、動悸を感じるつらさが消えるとは限りません。心臓の動きが気になって眠れない、また起きるのではないかと身構える。そうした困りごともお聞かせください。

当院では、受けた検査や現在の治療を伺います。身体のこわばりや眠り、日常の負担についても確認します。施術の刺激や、横になっている姿勢がつらくないかも相談しながら進めます。

動悸があっても、原因を筋肉のこりと決めつけることはしません。医療機関の診断を踏まえ、身体のこわばりなど、施術について相談できる困りごとを整理します。

効果と安全性を、分けて考える

鍼灸で心拍や血圧が必ず安定する、不整脈が治る、と説明できません。心臓の病気の治療や服薬の変更は、担当の医師と相談してください。

鍼灸にも、出血や内出血、刺激に伴う不快感などが起こりえます。服薬、持病、過去に施術で具合が悪くなった経験を事前にお知らせください。不安な点を説明し、必要な医療を続けながら、施術を受けるかどうかをご相談いただけます。