※患者様から許可を頂いた症例のみを掲載しています。
患者 20代前半 女性
はじめての鍼灸、美容鍼で不安はあったそうですが、当院の患者よりご紹介を頂いたそうです。本当に嬉しいです。
主訴
14歳ころから白・赤・黄ニキビが強く出始め、化粧品や食品を見直していますが、大きな改善は見られない。就職を機に、ニキビをはじめとした肌荒れが強くなってきた。
施術
恐怖心が強くありましたが、痛みは思っていたより大したことない、とのことです。電気を流すと反応も良く、表情筋が動きます。「変な感じがする(笑)」と、笑いが止まらない...
炎症が起きているニキビをメインに刺入。ニキビや肌荒れの出ている肌の皮下筋肉に鍼電気、首・肩・頭にも刺入してゆるめます。炎症の強く、大きなニキビへは数本施入し、電気パルスを入れます。
結果
施術後:一時的に顔の赤みが増加。痛みや不快ではなく、一時的な免疫反応であることを説明します。(治療後、ターンオーバーが活性するために、皮下に眠っているニキビが一気に出てくることもあります。その後、健康な肌が産生されてきます。)
1週間後:赤・黄ニキビの炎症が落ち着き、痛みが軽減したとのこと。ニキビが強くなることは無かった。
2週間後(2回治療後):新しいニキビが明らかに少なくなった。炎症のあったニキビが落ち着き、小さくなっています。
年齢が比較的若いこともあり、施術時から明らかに反応がよく出ていました。「駆け込み寺です!」とおっしゃっていただけたこと、治療後進むにつれてプライベートな相談までしていただけたこと、本当に嬉しく思います。
考察
ニキビは炎症であり、気が異常に溜まっている状態と考えます。白ニキビなどの肌の不調に関しては、首や肩、頭部の硬さも自覚があることから、気の滞留・循環不調と考えます。自覚はありませんが、背中の張りも強く、上腹部も冷えが強い。消化器系にも負担がかかっていそうです。ここは特に石灸を使用し、養生します。