※患者さまにコラムにすることを了承していただいた症例のみを掲載しています。
今回の患者さまは、この「症例コラム」をみて来院を決めた、と言っていただきました。こんな拙い文章で恐縮ですが、少しでも人となり、や考え方を知っていただけて、ものすごく嬉しかったです。書いててよかった。
ネット予約から「全身美容鍼」をご予約をいただいていました。
予約システムからお悩みを記入していただいていましたが、ざっくり「日によって起き上がるのも辛い事がある。心療内科に行ったが、異常は無く疲れから自律神経のバランスが乱れている、と言われた。処方箋も出されたが、薬が怖くて飲みたくない。一度見てもらえないか。」とのことでした。
来院されてから、問診にてお話を詳しくお伺いします。
「美容鍼を前から受けてみたいと思っていた。探しているうちに大沼鍼灸を見つけ、メンタル疾患もみてもらえると知り、受けてみたいと思った。」とのこと。実は当院はこういった美容鍼をきっかけにお身体の不安も見てほしい、というケースがとても多く、メンタルの調子と美容の深い関係が現れていると痛感します。
症状
1ヶ月ほど前から寝付きが悪く、次の日の仕事に影響が出るのが不安で余計に眠れなくなる。24時に寝る体制に入っても寝付く時間は2時は過ぎる。改善しようと早めに床につくが、22時に寝ようとしても2時くらいまで眠れない。中途覚醒は無い。朝はもちろん寝足りなく、アラームのスヌーズは5分おきで1時間設定しているとのこと。
更に、不眠の症状が出る前から、たまに息が苦しく動悸がつよくなる感覚があるとのこと。えずくような苦しさもでて、目の前の仕事に集中できない、タスクも溜まっていく、すると焦ってさらにだるさが強くなる。疲れが顔に出ているのが気になり、美容鍼をメインに身体も治療できれば、という事です。
施術
問診(カウンセリング)でお話頂いた内容を基に、お身体を診ていきます。
まず、不眠がある方は基本的に表情筋・首の緊張が強い事が多くあります。お布団にはいっても緊張が抜けず、深いリラックスモードに入る事ができないためです。入眠も悪くなりますし、睡眠中も脱力がうまく出来ずに、筋肉の過緊張や他の部位の緊張、特に顎の噛み締め、歯ぎしりが見られる事もあります。
今回の症例も例外ではなく、ストレートネックで常に首の緊張が強くありました。仰向けで完全に脱力していただくようにお伝えしても、無意識下での緊張ですので、どれだけ意識したところでゆるみません。こういった場合は、緊張状態で固まっている筋肉に鍼で刺激を入れてあげるのが効果的です。こりが強い場合、皮膚がチクチクする鋭い痛みがあるか、ズーン・ドーンといった響くような反応があります。刺激を感知する感覚器はコリで麻痺していますから、鍼でハッと目を覚ますようなイメージになります。この患者さまの場合は、主に右側のだるさを訴えていましたが、触診で硬さが目立ったのは左側でした。鍼も手技も、左側の反応が悪く鈍くなっていましたので、左右で刺激量を調節しながら進めて行きます。今回は「全身美容鍼」での施術でしたので、身体はポイントをしぼっていきます。
お顔の方ですが、思っていたほど(身体のバランスに比べて)左右差がありません。「疲れたように見える顔」「たるみ」「顔色」が気になるとのことで、自律神経系を整えるために頭や首にも鍼を多めにちらしていきます。さらに動きの悪くなった表情筋を動かしていくために、電気鍼によって大きく動かしていきます。痛みもなく大きく動いてくれたので、血の巡りも良くなり、結果として自律神経系も調整され、通電中はお休みになられていました。鍼の痛みは、思っていたよりも痛かったが、大した痛みではない、とおしゃっていました。通電中はお休みになっていたようで、終了後、「普通に家のベッドで目が覚めたと思って混乱した。」とおっしゃっていました。短時間でも深く睡眠を取ることはとても重要です。夜まとまった時間を取るのも良いのですが、気の向くままに短いお昼寝をしつつ、だらだらと身を休めるのも時には必要だと思います。
身体を整えた上で美容鍼を施すことで、より緊張が緩和し、自律神経系の安定に繋がり、結果として美容鍼自体の効果も強く出てくれるようになります。
初回にしては、とても反応も良くすんなり緊張が緩和してくれた例でした。ご本人も緊張が取れた自覚があり、とても喜んでいただけました。基本的には3週に一回の施術、あとは日頃のストレスによる身体の反応、疲労の蓄積具合を見て、治療スパンを長くしたり短くしたりしてみてください。
症状の相談は、大沼鍼灸の公式LINEまでご連絡ください。
症例 30代前半女性 ストレス・PMS(月経前症候群)
ストレス PMS(月経前症候群) 30代前半女性
夕方の時間、仕事を久しぶりに早上がりして来院いただきました。
以前にも首や肩のこりと美容鍼で通院いただいていましたが、コロナ以来のご来院となりました。
期間が空いても、こうやってご相談に来ていただけるのは治療家として本当に幸せなことです。
主訴
生理前の腹痛、足の冷えとのぼせ。
日常からある首こり肩こり、ひどい時は頭痛も。
ストレスによるだるさ・虚脱感・やる気の低下・不安感
来院前にLINEよりご相談いただいていていましたが、細かなニュアンスや話すときの表情やテンションも知りたかったため、補足とともにお話を伺います。
お話をお伺いすると、仕事で重要なポストを任されることになった。さらにそこにコロナがぶつかってしまい、二転三転する日々の対応、上司と部下の間に挟まれ、もう泣きたいです。。。との事。
仕事でのストレスが増えてから、明らかに体調は悪くなり、以前あった症状もみるみる悪化していったようです。ここ半年間の出来事でした。
以前から責任感が強く、しっかり印象の強かったお客様だけに、期待に応えようと奔走されていたのだろうと予想できます。
お身体もチェックし、本人の自覚と実際に身体で起きていることの差異がないかをチェックします。
診察と施術
腹部の冷え、拍動が強く、脈も早く浅い。腹部圧痛はありません。
生理前の2〜3日間が一番症状が強く、腹部と腰の鈍痛とだるさがあります。波があり、強い時はうずくまってしまいます。
ここまでは歩きではなく車できたとのことで、安静時でも常時この状態のようです。季肋部(肋骨の下部分)、背中の冷え。特に仙椎から腰椎下部の冷えが強く、軽く汗ばんでいます。
後頭部から首と背中の上部・肩も硬く、知覚も鈍麻しています。私が触ってもあまり感覚がないようです。
肌質にも変化があり、赤い大きめの吹き出物が顔面部と背中側にも少し出ています。
⇨いわゆる「ハイ」の状態です。交感神経が優位になり、常時アクセルを踏んでいるような、興奮している状態です。気が逆上し、末端の血流が低下して冷えが強くなります。交感神経の作用により感覚も感じないようになっていますが、疲労は蓄積しています。このまま溜まっていけば、どこかでパンクすることになります。ストレス過多による肌質の変化(乾燥やザラザラした質感・赤ニキビ)も見られています。
⇨基本的には自律神経へアプローチする方向で施術を行いました。指圧あんま手技はゆっくりと、できるだけ力が抜けるように。今回は特に緊張も強かったため、時間をかけました。
そこから鍼です。硬さのある頸椎から胸椎上部の脇、頸部から肩上部、棘上下筋、下半身では腎兪周辺と仙骨付近を念入りに、腰椎の夾脊穴へ鍼と石灸をかけます。子宮へ分布する神経は、主に腰から出ていますので、特に時間をかけていきます。
横向きで肩甲骨剥がし、下半身のストレッチも加え、全身の動きも調整していきます。
仰向けでは顔面部、特に頭部と額に電気鍼をかけます。軽く動きを出し、痛みのない範囲で行います。
婦人科への通院がなかったことから、受診をオススメしました。0−30代の子宮内膜症はかなりポピュラーになってきているように感じます。身近な疾患だからこそ、知識とご自身の感覚を大切にされ、うまく付き合っていくことが重要だと思います。
生理前になるといつもよりイライラしやすくなったり、食欲が増したり、にきびが増えたり、眠くなったりすることはありませんか?
その症状はもしかするとPMS(月経前症候群)かもしれません。
PMSチェックリスト
□ 下腹部の痛み
□ 胸の張り・痛み
□ ニキビ・シミなどの肌トラブル
□ むくみ
□ 頭痛
□ めまい
□ イライラなどの情緒不安定
□ 過食傾向
□ 眠気
□ 睡眠障害
□ 注意力の低下
PMSは生理の3~10日ほど前に現れることが多く、
排卵後2週間続く人もいれば、生理前の2~3日だけ現れるという人もいます。
症状に個人差が多いことや、生理が始まると症状が軽快していく人が多いのが特徴です。
婦人科系疾患の中で、月経周期が乱れやすい、経血量が少ないことがある、あるいは経血に赤黒い塊が混じっていたりすることがある、月経痛が酷いなどの悩みを抱えている方は、多くの場合、同時に慢性的な冷え、頭痛や肩こり、疲労感といった悩みも抱えていることが多いかと思われます。これは、体内の血液が瘀血(おけつ/流れが悪く滞りがちな血液)となり、血流の悪化に伴って血液が栄養やホルモンを全身に十分届けて細胞を養うことができなくなっていることに起因する場合が多くあります。東洋医学で言う五臓六腑の五臓、すなわち肝・心・脾・肺・腎の内、蔵血(血液の貯蔵と血流量の調節をすること)をつかさどる「肝」に失調があると、
「肝」が十分な栄養ある血液を蓄えられなくなってしまいます。また、「肝」は疏泄(そせつ)という、気血(きけつ/東洋医学における人体の基本と考えられるもので、血液と、気すなわち体内の生気エネルギーのこと)をスムーズに体内に送り出し循環させる作用もつかさどっているので、その調子が整っていない状態では必要な栄養素が体内に十分届かなくなります。
このような場合、できるだけストレスを避け、規則正しい食事や睡眠で生活リズムを整えながら、鍼灸治療で体を温めて血行を促進し、血瘀(けつお/血液の循環が悪い状態のこと)の状態を改善させ、血がしっかりと栄養やホルモンを全身に運んでくれる状態にすることが大切です。
症例 50代女性 三叉神経痛(舌痛症)
患者
50代前半 女性
主訴
舌・口腔・歯・顎関節・外耳など(全て左側)の痛み
美容鍼とコリの治療で、定期的に当院へ通ってくださっている患者さんです。もともと左の強い肩こりがあり、ご自分でもかなりグリグリほぐされているとの事で、その部分だけ別の人の身体のようになっていました…。右の肩甲骨まわりの緊張も抜けにくく、そこから派生する首コリもあります。自覚する程度のかみしめもあり、噛み合わせについては歯科医からも指摘されていたこと、それに加えて左肩と右肩甲骨周りの強い緊張から、頭痛もありました。
定期的に通ってくださっていたこともあり、以前のような強い症状もなく安定されていましたが、突如として謎の左側舌の痛みが発生。
舌を噛んだ時のような痛みがあり、体勢や口の動きで激痛を伴います。
だんだんと悪化し、歯や口腔内、左顎関節周囲まで痛みが放散していました。
病院でも歯科医院でも、検査の結果は異常無し。口腔カンジダやドライマウスなども無し。
可能性として三叉神経痛が挙げられる程度で、セルフマッサージを励行されたそうです。歯科医からは、歯からきている可能性もあるので、5本抜きましょうと提案もあったそうです。こわい。
ご自身でも調べて、鍼灸も効くのでは、とご相談を頂きました。
まず、口腔内に決定的な原因、つまり炎症などがないにも関わらず、痛みがある症状を総じて舌痛症といいます。
同じような定義の病状として、口腔灼熱症候群(バーニングマウス症候群)がありますが、ここでは総じて舌痛症と呼ぶことにします。
50-70代の女性に多い疾患で、今回は概ね症状も当てはまることから、この線で治療方針をとることにします。
施術
三叉神経には第一枝(眼神経)領域、第二枝(上顎神経)領域、第三枝(下顎神経)領域がありますが、今回は主に第三枝に痛みがあります。圧痛は強く、のけぞるほど。耳の近く、顎関節付近を触れるだけでも舌まで痛みがあります。
強い刺激はできないため、デルマトーム(皮膚分節知覚帯)に沿って切皮程度でアプローチを行いました。
同じく左側の頭部、首と肩のかたさ(痛みのためにかばっているようです)へも1-2cm程度刺入し、電気パルスを実施。痛みを抑えるために、鍼の麻酔効果を期待します。
2週〜1ヶ月に一度のペースで来院いただき、都度施術後の変化を伺います。初期はできるだけ間を詰めて来院いただけるように励行。ある程度の刺激が許容できるようになると、さらに組織の奥へ、奥へ、と治療を進めました。方針の大きな変換も必要なく、三叉神経上へのアプローチ、首肩頭部をゆるめることをメインに実施しています。下顎骨の内側にある内外側翼突筋も緊張が強く(舌の痛みから余計に力が入ったのだと思います)ここもゆるめるようにします。
結果
ちょうど3ヶ月目の今日、5回目の治療へお越しいただきましたが、かなり軽快されていました。前回の治療(4回目)の後、鍼の後のだるさなどが出たのち、症状の軽快が加速したようです。同じタイミングで子猫を家族に向かい入れたとの事で、癒し効果も少なからずあると思います。猫はかわいいですから。
何より患者の笑顔が弾けるようで、痛みが強かった時に比べると雲泥の差です。ここまで来ると、よっぽど日常で大きな変化がない限り、このまま軽快していく事がほとんどです。
考察
舌から放散する痛みがあり、その原因が定かではない場合、「舌痛症」や「バーニングマウス症候群」と診断されます。どちらも目に見えて異常がないため、医師からは三叉神経の治療を進められることになりますが、薬物治療がメインになるようです。
患者がもともと首肩のコリや頭痛、かみしめがあったことから、何らか日常での心理的・身体的ストレスによって発症したのではないかと推察しました。
何よりこの病の怖いところは、寝ても覚めても、食事の楽しみさえも奪う痛みがあるところです。原因もはっきりしないため、強い不安と孤独が罹患者を襲います。そこからうつなどのメンタル疾患へ移行する方も多く、同時にそこへアプローチする事が重要だと考えます。
症例 20代前半 肌荒れ
※患者様から許可を頂いた症例のみを掲載しています。
患者 20代前半 女性
はじめての鍼灸、美容鍼で不安はあったそうですが、当院の患者よりご紹介を頂いたそうです。本当に嬉しいです。
主訴
14歳ころから白・赤・黄ニキビが強く出始め、化粧品や食品を見直していますが、大きな改善は見られない。就職を機に、ニキビをはじめとした肌荒れが強くなってきた。
施術
恐怖心が強くありましたが、痛みは思っていたより大したことない、とのことです。電気を流すと反応も良く、表情筋が動きます。「変な感じがする(笑)」と、笑いが止まらない...
炎症が起きているニキビをメインに刺入。ニキビや肌荒れの出ている肌の皮下筋肉に鍼電気、首・肩・頭にも刺入してゆるめます。炎症の強く、大きなニキビへは数本施入し、電気パルスを入れます。
結果
施術後:一時的に顔の赤みが増加。痛みや不快ではなく、一時的な免疫反応であることを説明します。(治療後、ターンオーバーが活性するために、皮下に眠っているニキビが一気に出てくることもあります。その後、健康な肌が産生されてきます。)
1週間後:赤・黄ニキビの炎症が落ち着き、痛みが軽減したとのこと。ニキビが強くなることは無かった。
2週間後(2回治療後):新しいニキビが明らかに少なくなった。炎症のあったニキビが落ち着き、小さくなっています。
年齢が比較的若いこともあり、施術時から明らかに反応がよく出ていました。「駆け込み寺です!」とおっしゃっていただけたこと、治療後進むにつれてプライベートな相談までしていただけたこと、本当に嬉しく思います。
考察
ニキビは炎症であり、気が異常に溜まっている状態と考えます。白ニキビなどの肌の不調に関しては、首や肩、頭部の硬さも自覚があることから、気の滞留・循環不調と考えます。自覚はありませんが、背中の張りも強く、上腹部も冷えが強い。消化器系にも負担がかかっていそうです。ここは特に石灸を使用し、養生します。
症例 20代なかば女性/自律神経失調症
※患者様から許可を頂いた症例のみを掲載しています。
同じような症状の患者が続いたため、一例を共有します。梅雨時期は身体にこたえますね。
今回の患者さんは、雨が続く6月にお見えになりました。もともと天気に体調が左右されやすいとの事。
主訴として、
・考えがまとまらない
・やる気が起きない
・首のこり
・背中のこり
上記を予約時に入力頂いていました。特に、今まででは考えられないようなミスが増えてしまった、という点では特に戸惑いがあるようです。
ネットで調べると、病院では診断や治療もイマイチ効果が無いとの記事があり、コリの症状もあったため、当院を受診された。もともと学生時代には鍼灸接骨院へ通っていたこともあり、鍼灸は馴染みがあったのこと。
問診では、主訴の中でも「考えがまとまらない」という未だかつて味わったことのない感覚に、戸惑いが強くあるとのことでした。
新しく覚える仕事も、聞いてもすぐに忘れてしまう(メモを取る必要すらなかったものも忘れてしまう)、いままでできていた仕事も手が止まってしまう事もあったようです。
また、首や背中のコリは学生時代(中学)からあるようで、つらいのは通常運転、仕事をしているうちは仕方がないと思っている、とお話しいただきました。
ご本人にお話を聞いて、今度は身体を触診し様子を見ていきます。
施術
背骨に近いところから手技でゆるめつつ、かたさが残る部分に鍼を入れていきます。今回は、脊柱脇にある夾脊穴をメインに刺入していきました。脊柱から身体へ神経が走っているため、ここの硬さは特に重要視しています。肋骨(あばらぼね)と背骨がつく部分でもあり、ここの硬さが呼吸運動を阻害します。どこが痛いわけでもないけど、だるくてやる気が起きない、という場合は多々ここに原因があるとみています。深いところですから、指圧だけでゆるめるのは至難のわざです。石灸も使って温めます。
加えて、首〜頭部のつながりもしっかりゆるめます。数カ所を浅く鍼で刺激。今回は重さが残らないよう、細めの鍼でしていきました。その流れで側頭部、顔面の額からこめかみまで、身体に意識させるよう刺激していきます。ストレスがかかっている状態が続くと、例えば眉間にシワが寄るように頭部顔面に力みが入ります。顔面は自律神経支配ですので、いずれ疲労がたたってくるわけです。見逃したくない部分です。
結果
治療後は、身体の軽さを感じるとの事。鍼の違和感も残りませんでした。表情が明るくなり、目線も合うようになっています。首まわりも動かしやすいとの事ですが、可動域の変化はそこまでありません。筋肉の強い硬さというより、普段無意識的に筋緊張が起きている証拠です。2週に1度のペースを目安に来院頂くようにお話しし、不安であれば初めの1ヶ月程度は週一できれば尚良いですとお伝えしました。
考察
脈が細く浅く、拍動も早い。手汗と足汗も少しあり、冷えが手足からお腹と背中の上部まであります。脊柱の両側に手を添えると、ほとんど指が入りません。
肩甲骨周りはかなり柔らかく、深層から固まってきているようです。こういった場合は、心理的なストレスからきている事が多いようです。特に頚部から胸部までの硬さが強く、首の可動域も狭い。胸椎と肋骨の間もギッチリと詰まっており、これでは呼吸が浅くなって自律神経にも負担がかかります。呼吸は常時行われますから、四六時中常にストレスを感じているようなものです。
「やる気が起きない」「考えがまとまらない」という症状から、ひとつに「統合失調症」を頭に浮かべました。思考や感情を統合させる(まとめる)脳の機能が障害される疾患です。症状にも様々ありますが、特に認知機能障害が特に目立つようです。「やる気が出ない」という陰性症状も見られます。
ご本人曰く、調子には波があるとの事。悪化の方に振れる可能性も少なくありませんので、念のため病院も受診して頂くように伝えます。
当院に来院後、心療内科を受診。自律神経失調症の診断を受けたそうです。もともと学生時代には鍼灸接骨院へ通っていたこともあり、鍼灸は馴染みがあったのこと。
坐骨神経痛の鍼灸施術
坐骨神経痛の鍼
当院の鍼灸治療での坐骨神経痛(梨状筋症候群)への施術では、臀部(おしり)のツボやコリを見つけ、鍼を入れて電流を流すことにより血行を良くし、梨状筋の緊張を緩めることがメインになります。
また、鍼を刺すことで痛みを感じにくくする、麻酔作用も促します。
坐骨神経痛について
坐骨神経は、人体で最大の神経です。腰から出ておしりの後ろを通り、大腿の後面から足にかけて広く分布します。その坐骨神経の分布域に痛みやしびれ・感覚異常などがある症状を坐骨神経痛といいます。坐骨神経が走行途中で圧迫されて、このような症状が現れると考えられています。どの部分で坐骨神経が圧迫されているのかを手技や検査で探り、原因を取り除いていきます。
坐骨神経痛の原因となる疾患
椎間板ヘルニア
坐骨神経痛を起こす原因として最も多いのがこれです。
背骨は24個の骨と仙骨・尾骨が、椎間板や関節、靭帯によって連結されて構成されています。椎間板の中央には髄核という弾力性のあるボールがあり、動作にともなう体重の負荷を分散しています。
ちから仕事や激しいスポーツなどで椎間板が損傷すると、弾力性のある髄核が椎間板の外に押し出されることがあり、これを椎間板ヘルニアと言います。
坐骨神経が出ている下部の腰椎でこれが起き、とびだした髄核が坐骨神経を圧迫し、坐骨神経痛が発症します。
この場合の治療は、坐骨神経の道筋にあわせて鍼灸とマッサージをおこない、興奮した神経を落ち着かせることで痛みを抑えます。同時に、ヘルニアが起こっている腰全体の代謝が上がるように鍼灸と手技で刺激し、とびだした髄核が不要物として処理・吸収される「人体の正常な反応」がスムーズに進んでいくよう促します。本来であれば自己治癒力として自然と治るものなのですが、日常的なストレスや負荷によって修復力が低下しているため、鍼灸で刺激をしていきます。
梨状筋症候群
臀部・おしりの丸みは、皮下脂肪や筋肉によって形づくられています。
坐骨神経は臀部(お尻)の後ろを通るとき、筋肉や靭帯などの間、狭い隙間をすり抜け、あしのほうへ分布されています。
梨状筋はおしりのかなり深い部分にあり股関節を外旋させる仕事をしていますが、疲労して硬くなったり、炎症を起こし腫れたりすると、坐骨神経を圧迫して痛みを誘発してしまうことがあります。女性に特に多く、坐骨神経と梨状筋が交わる臀部の中央を指で押すと、痛みや痺れを感じるのが特徴です。
治療では、梨状筋のコリや炎症をやわらげることを目的に、おしりの筋肉だけでなく、関連のある腰や脚の筋肉も刺激していきます。痛みが軽くなってきたら、ストレッチや軽い運動も効果的です。
脊柱管狭窄症
加齢や、激しいスポーツを続けたりすることで、背骨を構成する椎間板・骨は変形してしまいます。
変形によって背骨の正常な湾曲が変化したり、腰椎どうしの結合がずれたりすると、腰椎と腰椎の間から出ている「坐骨神経」が圧迫されてしまうことがあります。
これを脊柱管狭窄症といいます。ヘルニアと違い、両足に坐骨神経痛が出ることもあるやっかいな難知性の疾患です。歩いていると腰から足にかけて痛みやしびれ・脱力などが起こり歩けなくなる、前屈した前屈み姿勢で休憩をとると楽になるという特徴があります(間欠性はこう)。
治療の方法はヘルニアと同じですが、変形してしまった骨をもとに戻すには大変時間がかかるため、筋肉や神経などの健康を保つために、継続的な治療が必要となります。
大沼鍼灸の美容鍼
仙台の美容鍼
美容鍼のメカニズム
人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれています。表皮から真皮へ鍼を刺し入れると細胞が組織が壊されたと認識して、人間の体に備わっている自然治癒力が働いて壊れた組織を修復しようとします。すると、新陳代謝が活発になり、コラーゲン・セラミドの分泌が促進されて血行もよくなります。
美容鍼では、肌の内側に直接アプローチすることで、むくみやくすみ、しみ、しわなどの改善が期待できます。
美容鍼による効果は、施術を重ねるごとに持続時間が長くなる傾向があります。肌の細胞への刺激を何度か重ねることで、コラーゲン・セラミドの分泌が進みやすくなるためだと考えられています。
美容鍼はどのくらいの頻度で通えばよいの?
施術を受けるのに最適な頻度には個人差がありますが、症状が改善するまでは週1回、その後も月1~2回程度のペースで美容鍼を続けることで、施術の効果を長い間維持できると考えています。一般的に施術を重ねるごとに効果の持続時間も長くなる傾向にあります。しかし、施術によって症状が改善しても、日々の仕事家事やストレス、気候の変化など、日常生活の中では常時体に負担がかかり続けているため、何もせずに良い状態を永遠に維持することは難しいものがあります。施術を受けないでいると、不調だったときの状態にまで戻ってしまうこともあるので、月1回でも、美容鍼以外のケアであっても、継続することが大切です。
電気を流す美容鍼とは?
当院の美容鍼では、鍼に医療用電気(医療パルス)を使用します。美容鍼は肌の真皮層や筋肉に直接アプローチすることにより、根本からの悩み改善や即効性が期待されています。鍼を刺すだけでも十分な刺激を与えられますが、より短時間で効果を得るために、鍼に電気を流す施術もあります。施術する部位やその日の体調などに合わせ、刺激を感じる一歩前の段階までの電流を流します。電気の周波数や量を調整することで適切な刺激を与えることが可能です。電気を流すことでより多くの刺激を与え、血流の改善や筋肉のこり・疲労緩和の効果が期待できます。
大沼鍼灸の美容鍼
美容鍼によって 代謝の悪い部分に血液が集まり、たくさんの栄養が与えられます。それはまるで肌の内側にほどこす美容パック。自律神経疾患の治療としてつくられた、このプラン。自律神経系が整うことで精神的な疲労にもアプローチが可能。みずみずしく、はじけるような笑顔を与えてくれます。美容に関係の深い筋肉や神経をピックアップし、集中的にアプローチしていく事で 内面から改善を目指す。外からのケアだけでなく、あなた本来の自然治癒力を取り戻す新しい美容のカタチです。 美容鍼は、自己修復力を最大限に引き出すための施術法です。効果を継続させるには定期的な施術をお勧めしています。
自律神経失調症|仙台の鍼灸院【大沼鍼灸】
病院で検査をしても異常が見つからない。でも身体の調子がいつも悪い。
それは自律神経の乱れが影響かもしれません。
自律神経が乱れると不眠や疲れ、頭痛、風邪をひきやすいなどの免疫力の低下、月経不順、動悸、冷え、のぼせなど様々な症状があらわれてしまいます。鍼灸治療により自律神経のバランスを整え、今までの症状を改善するとともにストレスに負けない身体を作ることが可能です。
大沼鍼灸の自律神経鍼灸治療
仰向けでお腹や手足の硬さ、痛みの反応を見て、手足や頭、お腹、背中、顔の自律神経に効くツボを選択して治療します。冷えが強く見られる場合は石灸を使い、芯までやわらかく温めていきます。西洋医学と東洋医学、どちらからもお身体をみることで、患者様にぴったりの施術を選定します。
自律神経の鍼を受ける方は鍼初体験の方も多く、刺激の調整が必須です。も合わせて行います。できるだけ患者様の不安を払拭できたらと思いますので、問診の際には遠慮なくお申し付けください。
鍼灸の適応疾患|仙台の鍼灸院【大沼鍼灸】
さまざまな症状に効く鍼治療
身体的な不調や病気のほか、ストレスや緊張など精神的な問題、美容の悩みなど、幅広い症状に効果が期待できる鍼灸。つらい症状の改善だけでなく、身体の調子を整えて自然治癒力や免疫力を高めることで、病気の予防にも役立ちます。
具体的な施術方法は、ひとりひとりの症状や体調のほか、サロンや治療院、鍼灸師の方針などによっても異なります。施術を受ける前にサロンや鍼灸院に問い合わせて、自分の希望する鍼治療が受けられるかどうか確認したり、相談してみてください。
かかりつけのサロンや鍼灸院を見つけておくと、年齢や季節によって変化する身体の状況にあわせたケアを継続でき、健康維持につながります。いつまでも美しく、毎日を健康に楽しく過ごすために、ぜひ鍼治療を有効活用してくださいね。
鍼治療の効果とは
鍼治療か効くメカニズムについては、まだ解明されていないことも多くあり、未知数です。効果があるのはわかっているが、その科学的証明が追いついていない。その一方で、鍼でツボを刺激することで身体に変化が起こることは多くの症状で認められており、研究が進む中でさまざまな科学的根拠が示されつつあります。
痛みへの効果
鍼の刺激によって、痛みを抑える作用のあるホルモンが脳内に分泌されます。また、脳に痛みを伝える神経の働きをブロックするため、痛みが伝わりにくくなります。この2つの作用により、痛みが緩和されると考えられています。
リラックス効果
鍼の刺激により、リラックス効果のあるセロトニンなどのホルモンが分泌されます。また、緊張状態にある筋肉を緩めることで、ストレスや緊張を和らげたり、心を安定させる作用のあるツボを刺激することで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。その結果、身体を興奮・活動させるために働く交感神経よりも身体を休ませるために働く副交感神経が優位になり、リラックスした状態になります。
自律神経を整える
自律神経のバランスを整え、交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズになるようにアプローチします。自律神経は、胃腸などの内臓の働きや血圧のコントロールにも関係しているため、自律神経を整えることで胃腸の働きや血圧の安定・回復にもつながります。さらに、寝つきがよくなる、熟睡できるなど、眠りの質の向上にもつながります。現代病ともいえるこの疾患で、メンタルを病む方も多く、当院の治療では自律神経の正常化に重きを置いて、全ての施術に当たります。
筋肉のこりやハリへの効果
鍼の刺激により血液やリンパの流れが改善し、たまっていた老廃物を排出したり、筋肉の緊張をほぐしたりすることで、首・肩のこりや、こりが原因で起こる頭痛などを和らげる効果が期待できます。
美肌効果
皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれており、真皮層のほとんどはコラーゲン線維でできています。鍼で真皮層が刺激されると、細胞は「傷つけられた」と認識し、その部分を修復するためにコラーゲンやセラミドなどの生成が活発になります。それによってターンオーバーのサイクルが整い、肌の弾力やみずみずしさがアップして、シワやたるみが改善されます。
また、鍼の刺激で血行がよくなると、肌のくすみが解消されてワントーン明るくなります。さらに、筋肉のこりがほぐれてたまっていた老廃物が排出されることで、老廃物の重みで下がっていた筋肉が持ち上がり、リフトアップにもつながります。
血液やリンパ液の代謝改善
鍼の刺激により血液やリンパの流れがよくなると、新陳代謝も活発になります。もともと人間の身体に備わっている自然治癒力や免疫の働きが高まって、不調の改善や、病気になりにくい身体づくりに役立ちます。
WHOが鍼灸の有効性を認めた疾患
1997年、NIH(アメリカ国立衛生研究所)から、鍼灸療法の病気に対する効果とその科学的根拠を認める見解が発表されました。また、2002年には世界保健機関(WHO)がさまざまな症状や病気に対する有効性を認める発表をしています。
運動器系
関節炎、リウマチ、五十肩、腰痛、腱鞘炎、むちうち、捻挫など
神経系
頭痛、めまい、神経痛、自律神経失調症など
循環器系
動悸、息切れ、高血圧症、低血圧症、動脈硬化症など
呼吸器・消化器系
喘息、気管支炎、便秘、下痢、胃炎など
代謝内分泌系
貧血、痛風、糖尿病など
婦人科系・泌尿器系
生理痛、月経不順、更年期障害、冷え症、膀胱炎、腎炎など
耳鼻咽喉科系・眼科系
中耳炎、耳鳴り、メニエール病、鼻炎、咽喉頭炎、眼精疲労など
小児科系
小児喘息、夜尿症、消化不良、食欲不振など
通院・治療頻度|仙台の鍼灸院【大沼鍼灸】
治療の回数や頻度
鍼治療の回数や頻度は、身体の状態や症状の重さ、慢性的なものなのか急に起こったものなのかといった要因で変わります。一般的に、最初は効果が表れるまでに少し時間がかかることもあり、短い頻度で集中的に施術を行うことをおすすめします。治療が進むにつれてお身体は改善していきますが、同時に日々のストレスも受け続けてしまうことから、効果が表れ始めたときに施術の間隔が空いてしまうと元に戻ってしまうこともあります(日々受けるストレスの量、元々の体質にもよります)。
受け始めの時期は少なくとも1週間に一度、多い場合は二度、三度と施術を行い、症状が落ち着いたら少し間隔を空けて治療を継続していくと効果が長続きするとされています。少しずつ施術の間隔を長く取り、いずれは施術を受けなくても調子のいい状態をキープできるようになることが理想ですね。
治療回数の目安
治療の回数や頻度には個人差がありますが、一般的に、治療を開始した当初は1週間に1~3回の頻度で間を空けずに3~6回、集中的に施術を行い、その後は様子をみながら頻度を決めていく傾向にあります。
慢性的な症状には、週に1~2回の頻度で長期間(数ヵ月~数年)治療を継続し、急性の場合は、間隔を空けずに短い頻度で集中的に施術を行い、症状が治まれば施術も終了となることが多いです。また、体質改善や体力向上が目的の場合は、2週〜1ヶ月に1回程度、定期的に長期間、継続して通います。症状・病気の予防や健康維持のために行う場合は、月に1~2回のペースで定期的に施術を受けるとよいでしょう。スポーツをしている場合には、月に1~2回など定期的に行うか、あるいは試合などの前後に施術を受け、調子を整えたりアフターケアを行ったりします。
子どもでも鍼治療を受けることはできますが、子どもの年齢や症状により治療期間や頻度が異なります。大人よりも刺激の弱い施術を、短い時間で行います。お子さんをお持ちの方には、ご自宅でできる小児鍼のやり方をお教えしますので、お気軽にご相談ください。私も娘がおり、小児鍼に助けられている一人です。
鍼灸とは?|仙台の鍼灸院【大沼鍼灸】
鍼灸(しんきゅう)とは、身体に鍼や灸を用いた刺激を与えることを言います、多種多様な疾病への治療的な介入や健康増進を目的とする民間療法です。中国医学系伝統医学で用いられる治療法の一つで、補完・代替医療とみなされることもあります。諸子百家の時代の中国の文献に鍼灸治療が見られる」。理論が体系化されたのは、戦国から後漢にかけての中国で、最初の理論体系として(200年前後)に成立した【黄帝内経】(生理学や一般病理学についての【素問】と鍼灸理論が扱われた【霊枢】)と【黄帝八十八難経】(難経)があります・
身体へ加えた様々な物理刺激による治療的経験則の数世紀にわたる集積であり、これを技術論として構築した技法を「鍼灸」と呼んでいます。近世まで、生薬方と共に東アジア各国の主要な医療技術として発展した。特に18世紀頃の日本において鍼灸は独自の発展を遂げ、現在世界的に活用される鍼灸技法の基盤を形成しました。日本では「医師」の他「はり師」「きゆう師」がこれを行えます。20世紀後半よりは欧米においても有用な医療技術として認識されて活用されるようになり、これを受ける形で、世界保健機関(WHO)は、1996年10月28日-11月1日にセルビアで“鍼に関する会議”を開催し、1999年には、鍼治療の基礎教育と安全性に関するガイドラインを提示しました。
ユネスコ(UNESCO)は「伝統中国医学としての鍼灸」(Acupuncture and moxibustion of traditional Chinese medicine)を、2010年11月16日に無形文化遺産に指定しています。
不眠症|仙台の鍼灸院【大沼鍼灸】
寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅くて充分に眠れた感じがしない、などの症状が続き、よく眠れないため日中の眠気、注意力の散漫、疲れや種々の体調不良が起こる状態を指します。
日本においては約5人に1人が、このような不眠の症状で悩んでいると言われています。不眠症は、小児期や青年期にはまれですが、20~30歳代に始まり加齢とともに増加し、中年、老年と急激に増加します。当院にお越しいただく方も、30歳前後の方が一番多く、仕事や家事育児に奔走する、25〜50代の方が多くいらっしゃいます。
不眠症のタイプ
入眠困難
床についてもなかなか(30分~1時間以上)眠りにつけない。
中途覚醒
いったん眠りについても、翌朝起床するまでの間、夜中に何度も目が覚める。
早朝覚醒
希望する時刻、あるいは通常の2時間以上前に目が覚め、その後眠れない。
熟眠障害
眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られない。
これらの症状は同時に複数現れることがあります。
不眠症を引き起こす主な原因
環境要因
時差がある場所、枕が変わる、また暑さや騒音、明るさなどの影響など
身体要因
年齢、性差、頻尿、痛み、かゆみなど
心の要因
悩みやイライラ、極度の緊張からの精神的ストレス、睡眠に対するこだわりなど
生活習慣要因
アルコール、ニコチン、カフェインの摂取、薬の副作用、運動不足など
大沼鍼灸(仙台)での不眠治療
上半身、特に背部と首から頭部にかけての施術が主になります。不眠の方は常に緊張状態にある事が多く、緊張を緩和させる事で、自然と休息をとってもいいんだよ、と身体に教えてあげるイメージです。やわらかく浸透する石灸や丁寧な指圧、鍼を行います。