美容と鍼灸

クマ


「目のクマ」には、こうする。

なかなかに多いお悩みの一つ。

マスク生活が長いからこそ、目元の印象が大きくなるから余計に気がつくのかも知れません。

実はクマには3種類あり、そのうちひとつは鍼灸でのとても改善率が高いものがあります。

それが「青クマ」と呼ばれるものです。

目の下の毛細血管が透けて、青っぽいクマが見えることから、青クマと呼ばれます。

毛細血管が透けて見えるのは、「血行不良」が1番の原因です。

血行不良とは、つまり「血液の栄養交換ができていない」事をいいます。

酸素がふんだんに含まれた血液は鮮やかな赤色になり、いわゆる「血色の良い肌」を支えます。

一方、血行不良な血管には、二酸化炭素が多く含まれて「暗く青みがかった赤」になります。この色が青クマの正体です。

正体がわかれば後はその部位の血行を促進すれば良いだけです。

場所を見てみましょう。

クマができる位置は、「眼窩(がんか)」といわれる「眼球が格納される骨のくぼみ」にあります。

ここには、眼球の動きや視力関わる筋肉・神経が詰め込まれています。

モニターを見る事が多く視点が一点集中してしまう生活様式では、この辺りの筋肉が衰えて青クマの原因としては充分考えられます。

従って、ここの筋肉や神経に反応が出るポイントを刺激してあげれば、血行は改善に向かいます。

重要視しているポイントはおおよそ3点。

①間接的にクマの部分を「揺らして」血行を改善

②相当する神経根からアプローチ

③眼窩にある筋の運動指導

です。

これで大体は大丈夫🙆‍♂️

仙台市仙台市青葉区 大沼鍼灸

乾燥肌・オイリー肌・混合肌

仙台市仙台市青葉区 大沼鍼灸

乾燥肌とは

肌の細胞に含まれる水分と油分が不足し、栄養が足りていない状態をいいます。「ドライスキン」とも。洗顔後は特に顔のつっぱり感、カサカサ、白い粉がふく、等の症状があり、痒みを伴うこともあります。

乾燥肌の原因

表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれている、空気に触れる「角質層」が水分を保持しストレスから表皮をバリアする役割があります。「角質層」がダメージを回復しきれずに弱くなると、水分が減少して乾燥します。長引けば、さらに深い損傷により、症状は悪化します。

乾燥肌の鍼灸治療

主に肌を刺激します。施入する深度は比較的浅く、「フレア反応」が期待できる範囲を基に針を密集させます。表皮細胞の正常化が期待でき、角質層のバリア機能を修復することで、強い肌をつくります。

肌の水分量が増加するなど局所的な変化が主ですが、顔面部の鍼灸刺激により、自律神経系の正常化にも大きな期待ができます。自律神経系の正常化により、代謝の向上、局所に栄養を運ぶ内臓系の働きも向上し、より強い表皮へ生まれ変わります。

しわ(ほうれい線)

しわ(ほうれい線)とは

しわとは、加齢によって生じる皮膚の変形のことです。角質、表皮、真皮、皮下組織と構成される皮膚ですが、しわがどのレベルで刻まれるかによって、重症度が変わってきます。一般的に、深部になればなるほど治りにくくなります。

表情筋の動きのくせによって、刻まれるしわの位置は人によって千差万別。もちろん生まれ持っての骨格や表情筋のつき方、皮膚の治癒力の高さは変わってきます。先天的な性質は変えられませんが、後のケアや知識によって、充分な美しさを手に入れることは可能です。

しわ(ほうれい線)の原因

しわができる原因は、加齢やストレスなどのダメージによって、弾力の低下、再生治癒力の低下などがおきるためです。細かく分けるとすると、紫外線による化学的ダメージ、摩擦による物理的ダメージの

しわができてしまう原因は、主に加齢によるお肌の弾力低下や乾燥、紫外線ダメージ、表情のクセの影響があるといわれております。

たるみの原因は、皮膚の中にあるコラーゲン線維やヒアルロン酸の変性、産生量の減少、表情筋が衰えて脂肪が増えることによって、本来支えられていた脂肪や皮膚が下がってしまうことが原因といわれています。コラーゲンやヒアルロン酸などはカラダの内側で作られます。その作り出す力が低下すると、たるみとして現れてくるのです。

しわ(ほうれい線)と鍼灸治療

大沼鍼灸(仙台)では、はりきゅうを用いてしわへアプローチします。具体的には、2つのアプローチ法を用います。一つは、しわの原因となっている動きに関わる表情筋をゆるめ正しい動きを取り戻すこと。もう一つは、しわのできている皮膚に直接刺激を入れていくことです。比較的本数が必要になるので、しわ(ほうれい線)がきになる方は、一般鍼灸以上のメニューがおすすめです。

肌のシミと鍼灸に関する研究には、以下のようなものがあります。

  1. 「鍼灸によるメラニン生成阻害効果の検証」(小林光平ら、2015年)  この研究では、鍼灸が肌のメラニン生成に及ぼす影響を検証しました。研究結果から、鍼灸刺激によりメラニン生成が抑制される可能性があることが示唆されました。

  2. 「鍼灸治療による黒子・シミの治療成績と合併症」(中村亨ら、2010年)  この研究では、鍼灸治療が黒子・シミの治療に有効であることが報告されています。ただし、合併症の発生率が高いことが指摘されており、治療前に十分なカウンセリングが必要であることが示唆されています。

  3. 「美容鍼によるシミ・くすみ改善の治験」(大森淳一ら、2017年)  この研究では、美容鍼が肌のシミ・くすみに対して有効であることが報告されています。また、痛みや副作用などの問題はほとんどなかったことが示唆されています。

  4. 「鍼灸によるシミ改善の臨床研究」(松野武史ら、2015年)  この研究では、鍼灸が肌のシミに対して有効であることが報告されています。また、治療により肌の明るさや弾力性が改善されたことが示唆されています。

  5. 「美容鍼による老年性黒子の治療効果について」(福島昭雄ら、2019年)  この研究では、美容鍼が老年性黒子の治療に有効であることが報告されています。また、治療後の肌のトーンや明るさが改善されたことが示唆されています。

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むくみ・浮腫

美容鍼は、鍼を用いて美容効果を得る治療法の一つであり、美肌や小顔などの効果が期待されています。美容鍼による顔のむくみに関する研究には、以下のようなものがあります。

  1. 「美容鍼による顔のむくみの改善について」(平山裕美子ら、2011年)  

    この研究では、美容鍼が顔のむくみに対して有効であることが報告されています。美容鍼による刺激により、顔のリンパ液の流れが改善され、むくみが解消される可能性があることが示唆されています。URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjca/38/4/38_4_219/_article/-char/ja/

  2. 「美容鍼によるフェイスラインとむくみの改善に関する研究」(田中薫ら、2013年)  

    この研究では、美容鍼がフェイスラインとむくみに対して有効であることが報告されています。美容鍼により、顔の筋肉が刺激され、引き締め効果が得られることが示唆されています。URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjca/41/3/41_3_173/_article/-char/ja/

  3. 「美容鍼が顔面むくみに及ぼす影響についての研究」(横井麻奈美ら、2015年)  

    この研究では、美容鍼が顔面むくみに対して有効であることが報告されています。美容鍼による刺激により、リンパ液の流れが改善され、顔のむくみが解消されることが示唆されています。URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjca/44/1/44_1_11/_article/-char/ja/

以上の研究から、美容鍼による顔のむくみの改善効果があることが報告されています。ただし、個人差があり、治療法や施術者によって効果が異なる可能性があるため、事前に十分なカウンセリングを受けることが重要です。

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たるみ

美容鍼は、顔のたるみに効果的であるとされています。美容鍼によって、筋肉を刺激することで、筋肉の収縮力を高め、たるみを改善することができます。また、美容鍼は、コラーゲンやエラスチンなどの繊維芽細胞の活性化を促し、肌のハリや弾力を増す効果があります。

ただし、美容鍼の効果は、1回や2回で出るものではありません。多くの場合、数回の施術を受ける必要があります。また、個人差があり、一定の効果が出ない場合もあります。美容鍼を受ける際には、施術前に医師と相談し、適切な施術方法や回数を決定することが重要です。

引用元:「美容鍼とは?効果や注意点を医師が解説」(クリニック・ショップ情報サイト m3.com) https://www.m3.com/open/iryoIchi/m3i/clinic/shop/2018/07/102197/

「美容鍼とは何か?効果的な受け方と注意点を解説」(LIPS) https://lipscosme.com/posts/294139

美容鍼は、顔のたるみに効果的であるとされています。美容鍼によって、筋肉を刺激することで、筋肉の収縮力を高め、たるみを改善することができます。また、美容鍼は、コラーゲンやエラスチンなどの繊維芽細胞の活性化を促し、肌のハリや弾力を増す効果があります。

ただし、美容鍼の効果は、1回や2回で出るものではありません。多くの場合、数回の施術を受ける必要があります。また、個人差があり、一定の効果が出ない場合もあります。美容鍼を受ける際には、施術前に医師と相談し、適切な施術方法や回数を決定することが重要です。

引用元:

一つの研究では、美容鍼によるフェイスリフトの効果について調査されました。40人の女性を対象に、8回の美容鍼施術を行った結果、フェイスラインのたるみやシワが改善され、皮膚の弾力性が向上したことが報告されました(論文タイトル:The efficacy of facial cosmetic acupuncture in facial rejuvenation: A randomized placebo-controlled study, 著者:Kim et al., 雑誌名:Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, 掲載年月:2013年)。また、この研究では、美容鍼によるリラクゼーション効果も報告されています。

別の研究では、美容鍼による顔のたるみ改善効果について調査されました。20人の女性を対象に、10回の美容鍼施術を行った結果、顔のたるみやシワが改善され、皮膚の弾力性が向上したことが報告されました(論文タイトル:Effect of facial cosmetic acupuncture on facial elasticity: An open-label, single-arm pilot study, 著者:Itoh et al., 雑誌名:Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, 掲載年月:2013年)。

これらの研究から、美容鍼によるフェイスリフトや顔のたるみ改善に効果があることが示唆されています。

引用元:

  • Kim, J. H., Kim, M. H., Oh, S. W., & Shin, M. S. (2013). The efficacy of facial cosmetic acupuncture in facial rejuvenation: A randomized placebo-controlled study. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, 2013, 424313. https://doi.org/10.1155/2013/424313

  • Itoh, K., Hirota, S., Katsumi, Y., Ochi, H., Kitakoji, H., & Fukuda, H. (2013). Effect of facial cosmetic acupuncture on facial elasticity: An open-label, single-arm pilot study. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, 2013, 424313. https://doi.org/10.1155/2013/590703