保続(ほぞく)

同じテーマの話しかできなくなってしまう

保続(ほぞく)とは一つのことに集中してしまい、別のテーマに移る事ができなくなってしまうことを言います。

脳がダメージを受けている脳器質性疾患、とくに認知症でよく見られます。

「今日は何をしてきたの?」

「おしゃべり」

「ご飯は何を食べたの?」

「おしゃべり」

「誰が手伝ってくれたの?」

「おしゃべり」

といった具合です。

また、言葉だけでなく行動についても保続は起こり得ます。

滞続言語(たいぞくげんご)

似ている症状として 滞続言語(たいぞくげんご)と言うものもあります。保続と違うい最初の言語というわけではなくいつも同じワードを連続して発します。オルゴールのように繰り返すことから、オルゴール時計症状ともいいます。

仙台市仙台市青葉区 大沼鍼灸