通院頻度

通院・治療頻度

通院の回数と間隔を、どう考えるか

鍼灸に何回通えばよいか、どのくらい間隔を空けてよいかは、初めての方が気になることだと思います。症状の経過、身体の状態、施術後の変化に加えて、通院できる時間や費用も含めて相談します。

病気や症状の違いを問わず、全員に同じ回数を勧めることはできません。他の人が通った回数や、一般的な目安を見ても、それだけでご自身の通院回数は決まりません。

何が変わったかを、生活の中で見ます

その場で少し楽になったとしても、帰宅後や翌日にはどうだったかを伺います。反対に、施術の直後に大きな変化を感じなくても、眠りや動きに変化があったかもしれません。よくなったことも、変わらなかったことも、次の判断に必要です。

たとえば、仕事中に首がつらくなる方なら、どの作業でつらくなったかを一緒に振り返ります。痛みの強さに加え、休むとどうなるかも伺います。施術の効果と、日々の負担の両方を知るためです。

回数を増やす前に、方針を見直すこともあります

間隔が空くと必ず元へ戻る、続ければ必ず改善する、とは説明できません。鍼治療の研究でも、対象となる症状や施術の条件はさまざまです。NCCIHの解説

変化が乏しい、施術後の負担が大きい、新しい症状が出たといった場合は、回数を増やす前に施術方針を見直します。通院そのものが疲労や生活上の負担になっていないかも伺います。必要な検査や治療を、鍼灸の通院よりも優先してください。

調子が安定してきたら、間隔を空けることや、いったん施術を終えることも相談します。通い続けること自体を目的にせず、日々の暮らしを送りやすくすることを目指します。

子どもの施術について

子どもの施術は、年齢や症状、刺激への反応を踏まえて考えます。大人と同じ回数や刺激を当てはめず、まずは対応できる内容をご相談ください。

2021年の公開時には、「私も娘がおり、小児鍼に助けられている一人です。」と書きました。これは私自身の経験です。すべての子どもに同じ効果があることや、同じ通院間隔が必要であることを示すものではありません。