カタトニア(緊張病)とは

動きや発話、周囲への反応が大きく変わる状態

カタトニアは緊張病とも呼ばれ、動きや発話、周囲への反応に特徴的な変化が現れる症候群です。ほとんど動かず話さなくなる場合も、強い興奮が現れる場合もあります。単に気持ちが緊張しているという意味ではありません。

統合失調症や気分障害のほか、身体の病気や薬などが関わる場合もあり、原因を医療機関で調べる必要があります。

代表的な症状

昏迷・無言

自分からの動きや発話が著しく減り、呼びかけにも反応しにくくなります。

拒絶症

指示に反応しなかったり、抵抗するような動きが見られたりします。本人が意地を張っていると決めつけず、症状として診察を受ける必要があります。

常同症・反響症状

同じ動きを繰り返すことを常同症と呼びます。他人の言葉を繰り返す反響言語や、他人の動きをまねる反響動作も見られます。

命令自動症

言われたことに、機械的に従うような反応が現れます。

カタレプシー・蝋屈症

他者によって動かされた姿勢をそのまま保つ状態は、カタレプシーと呼ばれます。手足を動かそうとした際に、軽い抵抗が続く蝋屈症とは区別されます。医療者が診察で確認する症状です。

衒奇症

普段の動作が、不自然に大げさな形で現れます。見た目の印象から、わざと演じていると判断できません。

食べられない、動けない状態を放置しない

食事や水分を取れない、長時間動けない状態では、脱水などの身体の問題も起きます。早急に医療機関へ相談してください。急に反応がなくなった、発熱を伴い状態が悪いなどの場合は、救急医療につなぐ必要があります。

参考:日本精神病理学会「緊張病症候群」UCLのカタトニアの診断解説

仙台市青葉区 大沼鍼灸