昏迷とは。反応が乏しいときの理解と対応

自分から動くことや話すことが、著しく難しくなる

精神科でいう昏迷は、意識が保たれていても、自分からの動きや発話が著しく乏しくなり、周囲への反応がほとんど見られなくなる状態を指します。緊張病や重いうつ状態などで現れることがあります。程度が比較的軽い状態を、亜昏迷と呼ぶこともあります。

ただし、反応が乏しい人を見ただけで、意識が保たれているか、何が起きているかを判断できません。意識障害を伴う身体の病気などもあるため、医療機関での診察が必要です。急に呼びかけに反応しなくなったときは、119番へ連絡してください。

返事がなくても、本人に向けて話す

後になって、その間の声や出来事を覚えている人もいます。一方で、どの程度聞こえているか、記憶に残るかは一律には言えません。

返事をしないことを、無視や拒否と決めつけず、本人に分かる言葉で、これからすることを落ち着いて伝えてください。食事や水分を取れているかも、医療者に伝える大切な情報です。

参考:日本精神病理学会「昏迷」英国王立精神科医学会のカタトニアの説明

仙台市青葉区 大沼鍼灸