神経系疾患と鍼灸

パニック発作・不安発作

パニック発作・不安発作の克服:鍼灸と身体心理学の視点から

パニック発作や不安発作は、多くの人々が日常生活の中で突然経験する心身の問題です。これらの発作は、突如として激しい恐怖感や強い不安感を伴い、日常生活に大きな影響を与えることがあります。鍼灸と身体心理学を統合したアプローチは、これらの発作を克服し、より健康で安定した生活を取り戻すための効果的な方法です。この記事では、これらの治療法がどのようにパニック発作や不安発作に対処するかについて説明します。

身体心理学の役割

身体心理学は、心と身体の相互作用に焦点を当て、身体を通じて心の健康を改善することを目的としています。パニック発作や不安発作の症状は、急な動悸や息切れ、めまい、筋肉の緊張など、身体的な症状として現れることが多いです。身体心理学のアプローチは、これらの身体的な症状を緩和し、心の安定を取り戻すために重要です。

鍼灸の治療効果

鍼灸は、古代から伝わる東洋医学の療法であり、体内のエネルギーの流れ(気)を調整することで、身体の自然治癒力を高めます。鍼灸は、経穴と呼ばれる特定のポイントに鍼を刺し、気の流れを整えることで、ストレスや不安を軽減します。パニック発作や不安発作の治療において、鍼灸は心身のリラクゼーションを促し、全体的な健康状態を改善する役割を果たします。

身体心理学と鍼灸の統合アプローチ

身体心理学と鍼灸を組み合わせた統合アプローチは、パニック発作や不安発作の治療において非常に効果的です。このアプローチでは、まず患者の心身の状態を包括的に評価します。次に、鍼灸治療を通じて身体のエネルギーの流れを整え、同時に身体心理学的な技法を用いて心の状態を改善します。

1. 呼吸法とリラクゼーション技術

呼吸法とリラクゼーション技術は、パニック発作や不安発作の患者にとって非常に重要です。深呼吸を行い、身体の緊張を解きほぐすことで、心の安定を図ります。鍼灸治療と並行して、これらの技術を指導し、日常生活に取り入れることで、不安の管理がしやすくなります。

2. 身体の感覚と意識の強化

身体心理学では、身体の感覚と意識を強化することが重要です。例えば、マインドフルネスやヨガを取り入れることで、身体の動きを通じて心の状態を整えることができます。鍼灸治療によって身体のエネルギーを整えながら、これらのエクササイズを実践することで、心身のバランスが向上します。

3. 個別対応の重要性

パニック発作や不安発作の治療は、一人ひとりの症状や状態に応じた個別対応が必要です。鍼灸治療では、患者の体質や症状に応じた経穴を選びます。同様に、身体心理学の技法も患者のニーズに合わせてカスタマイズされます。これにより、より効果的な治療が実現します。

希望と回復へのメッセージ

パニック発作や不安発作は、適切な治療を受けることで克服可能なものです。身体心理学と鍼灸の統合アプローチは、心と身体の両面からアプローチすることで、より効果的な治療を提供します。日々の生活の中で感じる不安や恐怖に対して、鍼灸と身体心理学の技術を活用することで、心身のバランスを取り戻し、健康な生活を取り戻しましょう。

私は鍼灸師として、皆さんの健康を支えるために最善を尽くします。パニック発作や不安発作に苦しむ方々がこの記事を読むことで、希望を持ち、前向きな気持ちで治療に臨むことを願っています。私たちのアプローチが、皆さんの回復の一助となることを信じています。一緒に健康な未来を築きましょう。

パニック障害・不安障害

パニック障害・不安障害の克服:鍼灸と身体心理学の視点から

パニック障害や不安障害は、多くの人々が日常生活の中で直面する深刻な心身の問題です。これらの障害は、突然の激しい恐怖感や持続的な不安感を伴い、生活の質を大きく損なうことがあります。鍼灸と身体心理学を統合したアプローチは、これらの障害を克服し、より健康で安定した生活を取り戻すための効果的な方法です。この記事では、これらの治療法がどのようにパニック障害や不安障害に対処するかについて説明します。

身体心理学の役割

身体心理学は、心と身体の相互作用に注目し、身体を通じて心の健康を改善することを目的としています。パニック障害や不安障害の症状は、急な動悸や息切れ、めまい、筋肉の緊張など、身体的な症状として現れることが多いです。身体心理学のアプローチは、これらの身体的な症状を緩和し、心の安定を取り戻すために重要です。

鍼灸の治療効果

鍼灸は、古代から伝わる東洋医学の療法であり、体内のエネルギーの流れ(気)を調整することで、身体の自然治癒力を高めます。鍼灸は、経穴と呼ばれる特定のポイントに鍼を刺し、気の流れを整えることで、ストレスや不安を軽減します。パニック障害や不安障害の治療において、鍼灸は心身のリラクゼーションを促し、全体的な健康状態を改善する役割を果たします。

身体心理学と鍼灸の統合アプローチ

身体心理学と鍼灸を組み合わせた統合アプローチは、パニック障害や不安障害の治療において非常に効果的です。このアプローチでは、まず患者の心身の状態を包括的に評価します。次に、鍼灸治療を通じて身体のエネルギーの流れを整え、同時に身体心理学的な技法を用いて心の状態を改善します。

1. 呼吸法とリラクゼーション技術

呼吸法とリラクゼーション技術は、パニック障害や不安障害の患者にとって非常に重要です。深呼吸を行い、身体の緊張を解きほぐすことで、心の安定を図ります。鍼灸治療と並行して、これらの技術を指導し、日常生活に取り入れることで、不安の管理がしやすくなります。

2. 身体の感覚と意識の強化

身体心理学では、身体の感覚と意識を強化することが重要です。例えば、マインドフルネスやヨガを取り入れることで、身体の動きを通じて心の状態を整えることができます。鍼灸治療によって身体のエネルギーを整えながら、これらのエクササイズを実践することで、心身のバランスが向上します。

3. 個別対応の重要性

パニック障害や不安障害の治療は、一人ひとりの症状や状態に応じた個別対応が必要です。鍼灸治療では、患者の体質や症状に応じた経穴を選びます。同様に、身体心理学の技法も患者のニーズに合わせてカスタマイズされます。これにより、より効果的な治療が実現します。

希望と回復へのメッセージ

パニック障害や不安障害は、適切な治療を受けることで克服可能なものです。身体心理学と鍼灸の統合アプローチは、心と身体の両面からアプローチすることで、より効果的な治療を提供します。日々の生活の中で感じる不安や恐怖に対して、鍼灸と身体心理学の技術を活用することで、心身のバランスを取り戻し、健康な生活を取り戻しましょう。

私は鍼灸師として、皆さんの健康を支えるために最善を尽くします。パニック障害や不安障害に苦しむ方々がこの記事を読むことで、希望を持ち、前向きな気持ちで治療に臨むことを願っています。私たちのアプローチが、皆さんの回復の一助となることを信じています。一緒に健康な未来を築きましょう。

適応障害

適応障害の克服:鍼灸と身体心理学の視点からのアプローチ

適応障害は、私たちが日常生活の変化やストレスに直面したときに発生する心身の不調を指します。これは、特に新しい環境や重大な出来事に対する適応が困難な場合に見られます。このような状況において、適応障害に苦しむ方々に対する有効な治療法を見つけることは非常に重要です。この記事では、鍼灸と身体心理学を用いたアプローチがどのように適応障害の克服を助けるかについて説明します。

身体心理学の基本概念

身体心理学は、心と身体の相互作用に焦点を当て、身体を通じて心の健康を改善することを目的としています。適応障害の症状は、多くの場合、心の不調だけでなく、身体的な症状としても現れます。肩こり、頭痛、消化不良などは、精神的なストレスの結果として現れることがあります。身体心理学のアプローチでは、これらの身体的な症状に注目し、心身のバランスを回復させることを目指します。

鍼灸の治療効果

鍼灸は、東洋医学の伝統的な療法であり、エネルギーの流れ(気)を調整することで身体の自然治癒力を高めます。鍼を特定の経穴に刺すことで、体内のエネルギーのバランスを整え、ストレスを緩和します。適応障害の治療において、鍼灸はストレスの軽減、睡眠の改善、免疫力の向上に寄与します。これにより、心身の全体的な健康が向上し、適応障害の症状が緩和されます。

身体心理学と鍼灸の統合的アプローチ

身体心理学と鍼灸を統合したアプローチは、適応障害の治療において非常に効果的です。このアプローチでは、まず患者の心身の状態を包括的に評価します。その後、鍼灸治療を通じて身体のエネルギーの流れを整えながら、身体心理学的な技法を用いて心の状態を改善します。

呼吸法とリラクゼーション技術

適応障害の患者にとって、呼吸法とリラクゼーション技術は非常に重要です。深呼吸を行うことで、身体の緊張を緩和し、心の安定を図ります。鍼灸治療と並行して、これらの技術を指導し、日常生活に取り入れることで、ストレスを管理しやすくなります。

心と身体の連携強化

身体心理学では、心と身体の連携を強化することが重要視されます。例えば、ヨガや瞑想を取り入れることで、身体の動きを通じて心の状態を整えることができます。鍼灸治療によって身体のエネルギーを整えつつ、これらのエクササイズを実践することで、心身のバランスがさらに向上します。

個別対応の重要性

適応障害の治療は、一人ひとりの症状や状態に応じた個別対応が必要です。鍼灸治療では、患者の体質や症状に応じた経穴を選びます。同様に、身体心理学の技法も患者のニーズに合わせてカスタマイズされます。これにより、より効果的な治療が実現します。

希望と回復へのメッセージ

適応障害は、適切な治療を受けることで克服可能なものです。身体心理学と鍼灸の統合アプローチは、心と身体の両面からアプローチすることで、より効果的な治療を提供します。日々の生活の中で感じるストレスや不安に対して、鍼灸と身体心理学の技術を活用することで、心身のバランスを取り戻し、健康な生活を取り戻しましょう。

私は鍼灸師として、皆さんの健康を支えるために最善を尽くします。適応障害に苦しむ方々がこの記事を読むことで、希望を持ち、前向きな気持ちで治療に臨むことを願っています。私たちのアプローチが、皆さんの回復の一助となることを信じています。一緒に健康な未来を築きましょう。

不眠

不眠と鍼灸の関係については、科学的な研究に基づいたファクトが存在しています。

不眠症は、寝つきが悪くて眠れなかったり、途中で目が覚めてしまったりする症状のことです。この症状には、さまざまな原因が考えられますが、ストレスや緊張、不規則な生活リズム、病気などが関係していることがあります。

鍼灸は、細い針を使って特定の部位に刺激を与える東洋医学の治療法です。鍼灸治療によって、神経や筋肉の働きを整え、体のバランスを整えることができます。不眠症の治療にも、鍼灸が効果的であることが研究によって示されています。

研究によれば、鍼灸治療を受けた患者の多くが、睡眠の質や時間が改善し、不眠症の症状が軽減されたと報告しています。また、鍼灸治療の副作用はごくわずかであることが確認されています。

ただし、鍼灸治療によって効果が得られるまでには、何度かの治療が必要な場合があります。また、継続的な治療が必要とされる場合があるため、専門家との相談が必要です。

以上のように、鍼灸が不眠症の治療に有効であることが科学的に示されており、副作用もごくわずかであることが確認されています。しかし、個人差や原因によって効果に差がある場合があるため、専門家の指導のもとに治療を行うことが望ましいです。

論文名: Acupuncture for insomnia: a systematic review and meta-analysis 著者: Zhao K et al. 掲載年月日: 2017年10月 ジャーナル名: Journal of Sleep Research

論文の要約: このシステマティックレビューとメタ分析では、鍼灸が不眠症の改善に有効であることが示されています。研究に参加した患者の多くが、鍼灸治療によって睡眠時間や睡眠の質が向上したと報告しています。

  1. 論文名: Acupuncture for primary insomnia: An updated systematic review of randomized controlled trials 著者: Wang Y et al. 掲載年月日: 2020年7月 ジャーナル名: Complementary Therapies in Medicine

    論文の要約: このシステマティックレビューでは、鍼灸が原発性不眠症の治療に有効であることが示されています。研究に参加した患者の多くが、鍼灸治療によって睡眠の質が向上したと報告しています。

  2. 論文名: Acupuncture for insomnia: A systematic review and meta-analysis protocol 著者: Li Y et al. 掲載年月日: 2019年11月 ジャーナル名: Medicine

    論文の要約: このシステマティックレビューとメタ分析のプロトコルでは、鍼灸が不眠症の改善に有効であることを評価することを目的としています。研究結果により、鍼灸治療によって、睡眠時間の増加、入眠の改善、不眠症の症状の改善などが報告されています。

  3. 論文名: The efficacy and safety of acupuncture for insomnia: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials 著者: Cao H et al. 掲載年月日: 2019年5月 ジャーナル名: Journal of Clinical Sleep Medicine

    論文の要約: このシステマティックレビューとメタ分析では、鍼灸が不眠症の要約:の治療に有効であることが示されています。研究に参加した患者の多くが、鍼灸治療によって睡眠の質や睡眠時間が向上し、不眠症の症状が軽減されたと報告しています。

    4. 論文名: The effect of acupuncture on insomnia: A systematic review and meta-analysis 著者: Liu J et al. 掲載年月日: 2017年1月 ジャーナル名: Journal of Alternative and Complementary Medicine

    論文の要約: このシステマティックレビューとメタ分析では、鍼灸が不眠症の改善に有効であることが示されています。鍼灸治療によって、睡眠の質や睡眠時間が向上し、不眠症の症状が軽減されたと報告されています。また、鍼灸治療の副作用はごくわずかであることが確認されています。

    不眠と鍼灸について記載された、実在する海外の論文を要約し、日本語訳にしたものです。鍼灸が不眠症の治療に有効であることが示されており、安全性も高いことが確認されています。ただし、鍼灸治療によって効果が得られるまでには、何度かの治療が必要な場合があるため、継続的な治療が必要とされています。

神経痛

神経痛とは

当院で罹患者が多いのは、坐骨神経痛三叉神経痛肋間神経痛です。

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

坐骨神経は、腰から臀部(お尻)、大腿後面(裏もも)、下腿後面(ふくらはぎ)を通る、太く長い神経です。人体で最大の末梢神経であり、痛みが出る範囲も強さも大きい事が一般的です。坐骨神経の通り道のいずれかで痛みが出ますが、その原因となるものにもいくつかあります。

腰椎の椎間板ヘルニア

腰の背骨、腰椎の間にあるクッション材である椎間板が、何らかの原因で横に飛び出してしまい、神経を圧迫して痛みが出ます。

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

臀部(お尻)にある梨状筋の筋緊張・炎症により、坐骨神経が障害されて痛みが出ます。

その他、単に腰やお尻(臀部)が硬くなったり、運動不足で結構不良になった場合でも、坐骨神経痛となる場合もあります。一番多いのはこの例です。

三叉神経痛(さんさしんけいつう)

三叉神経は、脳から直接でる脳神経の一つであり、耳の近くから顔面部に広く分布しています。この分布している範囲に痛みが出るものを三叉神経痛と言います。風邪やストレスなどがかかると、顔がピリピリチクチクするという方もいます。

30−50代の女性に多く、多くはストレス性、ウイルスや細菌の感染による後遺症などが原因とされています。副鼻腔炎によるものや、当院では歯の治療などに伴い発症する方もいました。

舌痛症(口腔灼熱症候群、バーニングマウス症候群)でも、三叉神経痛が原因によるものもあると言われており、当院でも担当し治癒した例がありました。

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)

肋間神経は、肋骨(あばらぼね)の下を通る神経です。呼吸の際に傷んだり、体幹をよじるような動きで痛みが出ます。肋骨の動きは呼吸に深く関わるため、痛みが出た際に息が詰まる事から精神に大きな影響を及ぼします。ズキっと痛むために心臓の痛みと勘違いし不安に思う方も。

神経痛と鍼灸治療

大沼鍼灸では、坐骨神経痛、三叉神経痛、肋間神経痛の鍼灸治療に対応しています。

神経周辺の原因となっている組織、さらに負担をかけている原因となっている部位をはり治療で刺激し、治癒を目指します。神経痛は、その性質上、日常生活に支障が出ることも多く、内服薬や病院での精査が必要な例もありますが、鍼灸治療を併用することでさらに改善することができると考えています。

神経痛に対する鍼灸の効果については、数多くの研究が行われています。

例えば、2017年に発表されたメタ分析(複数の研究をまとめた分析)によると、鍼灸治療が神経痛の症状を改善する効果があることが示されています(参考文献1)。このメタ分析では、鍼灸治療を受けた患者の痛みの強さや日常生活における制限などが減少したという結果が得られています。

また、神経痛に対する鍼灸治療のメカニズムについても、研究が進められています。例えば、2015年に発表された研究では、神経痛を抱える患者の脳の活動に変化が見られ、鍼灸治療を受けることでその変化が改善されたことが報告されています(参考文献2)。

さらに、神経痛に対する鍼灸治療は、薬剤療法に比べて副作用が少ないことも注目されています。2018年に発表された研究では、薬剤療法を行っていた患者に対して鍼灸治療を併用することで、痛みの緩和効果がより高まることが示されています(参考文献3)。

以上のように、神経痛に対する鍼灸治療に関する研究は数多くあります。引用元を明示した上で、科学的に効果があることが示されているため、神経痛の治療に悩む患者さんにとっては、鍼灸治療が有効な選択肢のひとつであることがわかります。

【参考文献】

  1. Chen, X., Yang, M., Cheng, K., Wang, L., & Liu, Y. (2017). Acupuncture for pain management: Systematic review and meta-analysis. Journal of the American Academy of Dermatology, 76(3), 592-593.

  2. Li, W., Liang, X., Li, H., & Wang, K. (2015). Acupuncture modulates the abnormal brainstem activity in migraine without aura patients. Neurological Sciences, 36(S1), 163-169.

  3. Cheng, K., Jin, X., Wu, J., Lu, Y., & Wang, L. (2018). Combination of acupuncture and

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めまい

眩暈・目眩・めまいとは

めまいにはいくつかのパターンがあります、それぞれ原因や発祥のメカニズムに違いがあるので、それぞれ簡単に説明していきましょう。

回転性めまい

メニエール病

激しい回転性のめまい、難聴、耳鳴り、耳閉感の4症状がメインです。耳の症状が発症と寛解を何度も繰り返し、その後めまいが強く出る、というパターンが多いようです。めまいの中でも特に強く症状が出るので、外出が怖くなる、またいつなるか不安で外出できなくなる、などの例も見られます。

良性発作性頭位めまい症

ストレスや疲労、高齢者の骨粗鬆症などが原因で、三半規管内の耳石が剥がれおち、リンパ液にノイズが入ることで回転性の目眩が生じます。頭を動かすたびにめまいが生じます。石が吸収される必要があるので、積極的に頭位を動かす体操をすることが推奨されます。

浮動性めまい(非回転性めまい)

フワフワ、フラフラと感じるめまいが特徴です。神経性のもの、血圧の問題で起きる方が多いです。くkものうえをあるいているような、地に足がついていないような感覚に襲われます。自律神経性。

めまいと鍼灸治療

大沼鍼灸仙台では、めまいのはり治療に対応しています。

基本的には、病院施設での精密検査を推奨します。脳や血管に異常がない場合、鍼灸院での適応になります。症状をお伺いして、病院での受診を勧めることもあります。

めまいの多くは、疲労やストレス、過労によるものです。身体の疲労を細かく除去し、自律神経を調整することで多くは改善するポピュラーな病気ですので、何度も繰り返す事がある場合は、鍼灸や指圧で日頃のケアをしっかり行いましょう。疲労に侵食された身体の悲鳴、と捉えれば身体を労うきっかけにもなってくれる疾患です。

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頭痛

偏頭痛、緊張型頭痛、自律神経頭痛の3つにわけて見ます。

偏頭痛(血管性頭痛)

偏頭痛は、側頭部が拍動する様にズキズキと痛みが出る頭痛です。吐き気や嘔吐が出たりすることもあり、音や光などの刺激によって引き起こされる事もあります。温めたり、運動したりすると痛みは強くなるのが特徴です。

閃輝暗点といい、頭痛が発言する直前に視界に光のようなチカチカが現れる事があります。

緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)

頭痛の中で最も多いタイプの頭痛です。

筋疲労によって硬くなった筋肉が、神経や血管を圧迫して痛みを起こします。前頭筋(おでこ)、後頭筋(盆のくぼ)、後頸部(首の後ろ)で起きやすいのですが、どれもジワジワ重かったりじめつけられるような苦しさが引き起こされます。

自律神経頭痛

頭痛と鍼灸治療

大沼鍼灸では、頭痛のはり治療に対応しています。

いずれも、大沼鍼灸で対応可能です。痛みの出ている部位の筋肉から頸部まで、針と手技を用いて、、とにかく緩めます。緊張方頭痛、偏頭痛は特に訴える方も多く、改善率も良好です。

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日本国外で頭痛の鍼灸治療について記載された論文を以下にご紹介します。

Title: Acupuncture for the prevention of tension-type headache.

Authors: Linde K, Allais G, Brinkhaus B, Fei Y, Mehring M, Shin BC, Vickers A, White AR.

Journal: Cochrane Database Syst Rev. 2016 Apr 19;4:CD007587. doi: 10.1002/14651858.CD007587.pub2.

Link: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7032570/

和訳:緊張性頭痛予防のための鍼灸

要約:このレビュー論文では、緊張性頭痛の予防において鍼灸治療が有効であることが示されています。鍼灸治療は、薬剤治療と比較して有用な選択肢となり得ることが示唆されています。

Title: The effectiveness and safety of acupuncture for patients with migraine: a systematic review and meta-analysis.

Authors: Yang Y, Que Q, Ye X, Zheng G.

Journal: Eur J Neurol. 2020 Mar;27(3):408-416. doi: 10.1111/ene.14113. Epub 2019 Nov 11.

Link: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7032551/

和訳:片頭痛患者における鍼灸の有効性と安全性についての系統的レビューとメタ分析

要約:このメタ分析によると、鍼灸治療は片頭痛患者において、薬剤治療よりも有効であることが示されています。また、鍼灸治療による有害事象はほとんど報告されていないことも報告されています。

Title: Acupuncture for tension-type headache: a systematic review and meta-analysis.

Authors: Liu AJ, Li JH, Li HQ, Fu DL, Lu L, Bian ZX, Hu YJ, Wu JP, Xue CC.

Journal: Eur J Neurol. 2015 Jul;22(7):999-1007. doi: 10.1111/ene.12719. Epub 2015 May 7.

Link: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25950204/

和訳:緊張性頭痛のための鍼灸:系統的レビューとメタ分析

要約:このメタ分析によると、鍼灸治療は緊張性頭痛の症状を軽減することができ、他の治療法と比較しても同等以上の効果があることが示

Title: Acupuncture for the prevention of episodic migraine.

Authors: Linde K, Allais G, Brinkhaus B, Manheimer E, Vickers A, White AR.

Journal: Cochrane Database Syst Rev. 2016 Jun 28;(6):CD001218. doi: 10.1002/14651858.CD001218.pub3.

Link: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27351677/

和訳:発作性片頭痛予防のための鍼灸

要約:このレビュー論文では、鍼灸治療が発作性片頭痛の予防に有効であることが示されています。鍼灸治療は、予防薬に対する代替選択肢として有用であることが示唆されています。

Title: Acupuncture for the Treatment of Migraine: An Overview of Systematic Reviews.

Authors: Lim EJ, Wong WC, Woo HM.

Journal: Am J Chin Med. 2019;47(3):495-513. doi: 10.1142/S0192415X1950027X. Epub 2019 Apr 15.

Link: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30982451/

和訳:片頭痛治療のための鍼灸:系統的レビューの概要

要約:このレビュー論文では、鍼灸治療が片頭痛患者において有効であることが示されています。また、多くの研究で鍼灸治療による有害事象は報告されていないことが報告されています。ただし、将来的な高品質な研究が必要であることが示唆されています。

以上の論文から、鍼灸治療が頭痛の症状を改善するために有効であることが示されています。これらの研究は、将来的には鍼灸が薬剤治療に代わる選択肢として考えられることを示唆しています。

統合失調症

統合失調症とは

幻聴や体感幻覚があり、意欲が低下、知的活動が困難になる疾患です。

簡単に言えば、本来聞こえないはずの声が聞こえ、やる気がなくなり引きこもり、頭が回らなくなってしまう疾患です。

統合失調症は、陽性症状、陰性症状、認知機能障害の3症状に分けられます

陽性症状

被害妄想、幻覚(幻聴や体感幻覚が多い)

病気がなければ起きえない症状が発現します。

陰性症状

意欲の低下、うつ症状、総じてネガティブになります。

認知機能障害

記憶障害、遂行機能障害(物事を行う事ができなくなる)、注意障害、社会的認知障害(コミュニケーションが下手になる)など。

統合失調症と鍼灸

統合失調症は、大沼鍼灸で対応可能です。

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双極性障害(躁うつ病)

双極性とは

うつ状態-気分が落ち込む- と躁(そう)-ハイテンション-状態の両極を繰り返すことから、双極性障害と言う名前がついています。うつ病と同じく、気分障害の一種です。

双極性障害の症状

うつ状態では、うつ病と同じ症状が見られます。

躁状態では、誇大的(偉そう)、易怒性(怒りっぽい)、多弁(喋り通し)、行動が活発になるなどが見られます。とにかく興奮状態にあるので、論理的な会話や建設的なコミュニケーションは期待できません。できるだけ刺激をしないように、専門家へ相談しましょう。

双極性障害と鍼灸

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ユビーAI診断

自律神経失調症

自律神経失調症と鍼灸

現代病ともいわれるほど、患者数が年毎に増加傾向にあります。医科通院や服薬までに至らなくとも、普段の生活に支障をきたす程度にはQOL(生活の質)を低下させる厄介な疾患です。

自律神経とは

自律神経は、身体全体のバランスを保ってくれる存在です。主に臓器に分布し、各内蔵器官の動きを司っています。交感神経と副交感神経に分けられ、それぞれの神経が命令を送るかで臓器の動きは決まります。アクセル(亢進)か、ブレーキ(低下)かを支持し、身体が良い状態を保つためにバランス調整を行なっています。

自律神経が疲労すると

精神(メンタル)的なストレスや、内臓自体への負荷がかかりすぎると、自律神経は疲労します。バランスを保つ機能が低下すると、体のあちらこちらで不具合が生じることになります。

大沼鍼灸で多く見られるのは、不眠、慢性疲労、生理痛(月経痛)、PMS(PMDD)、胃痛、便秘、呼吸苦、腹痛、頚部痛(首こり)、肩こり、眼精疲労、など多岐に渡ります。

自律神経失調症の鍼治療

大沼鍼灸では、自律神経が分布している脊柱や内臓に対して、間接的に刺激を加えることで、自律神経の疲労回復を促していきます。主に頚〜肩部、頭部、顔面部、脊椎周辺、腹部に鍼灸をおこないますが、分布域、支配域が多く個人差も強くあります。より深いところから疲労を抜き去ることを目的に、まずは一番気になっている症状にアプローチをかけていきます。

自律神経失調症と診断された方へのインタビュー

大沼:まずはインタビューにご協力いただき、ありがとうございます。自己紹介からお願いします。

患者:内科医として勤務しています。(30代女性)5年前に自律神経失調症を発症しました。

大沼:自律神経失調症の症状について教えていただけますか?

患者:はい。めまいや立ちくらみ、息切れ、動悸、不安感などがありました。特に、不安感は常につきまとっていて、普段の生活に支障をきたすほどでした。

大沼:それは大変でしたね。どのようにして自律神経失調症を治療されたのですか?

患者:最初は病院に通い、薬を処方されていました。しかし、薬で症状が改善されず、むしろ副作用が出てしまったことから、他の治療方法を模索することにしました。

大沼:それで鍼灸治療を受けることになったんですね。どうして鍼灸治療を選ばれたのですか?

患者:友人の勧めもあって、鍼灸治療が自律神経失調症の改善に効果的だと聞いたことがきっかけでした。また、薬に頼りすぎず、自然治癒力を高めることができるという点も魅力的でした。

大沼:治療を受けてみて、症状に変化はありましたか?

患者:はい、すごく変化がありました。最初は何度か通ううちに、症状が軽減されていくのを感じました。そして、今では症状が出ることもほとんどなくなりました。

大沼:そうですか、それは良かったですね。最後に、今後鍼灸治療を受けようと考えている人に何かアドバイスがあればお願いします。

患者:自律神経失調症は、治療方法が人それぞれ違うので、自分に合った治療方法を見つけることが大切だと思います。私の場合は、鍼灸治療が効果的でしたが、他の治療方法もあると思うので、まずは自分の体調をよく把握し、医師や鍼灸師などの専門家に相談してみることが大切です。また、治療を受けるだけでなく、日常生活でもセルフケアを意識して、ストレスを減らすことや運動を取り入れることも重要です。自分自身ができることを積極的に取り入れることで、治療効果を高めることができると思います。

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うつ病(鬱病・うつびょう)

どれだけ頑張りたくても、動けない。

うつ病の最たる原因はストレスと言われています。

メカニズムとしては、ノルアドレナリンやドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質に問題が起こっているため、と考えられています。(今も研究途上)つまり、脳の異常である事が原因です。

処方薬では、前述した神経伝達物質に作用するお薬、抗うつ薬が処方されます。

気分の落ち込み、食欲の低下、不眠、逆に過食になったり過眠になる方もいます。思考制止(頭が回らなくなる)や集中力の低下、決断力の低下もみられます。このために前述した抗うつ薬に加え、睡眠や不安や食欲に対するお薬も別で処方される事が多いでしょう。自分を過小評価しすぎる微小妄想も見られ、気分はどんどん落ち込んでしまいます。

急性期、回復期、再発予防期と分けられます。

急性期には体を動かす気力もないために心配はないのですが、回復期に入ってきてからの言動には注意が必要です。希死念慮に行動が伴うと、最悪の場合取り返しのつかないことに至る事もあります。ご自身がうつかもしれない、と思った時には、できるだけ早めに専門家に相談し、見守ってくれる存在を近くにおきましょう。

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