双極性障害について
双極性障害では、気分や活動性が高まる躁状態や、それより程度の軽い軽躁状態を経験します。うつ状態が現れることもあります。日々の気分の浮き沈みとは異なり、睡眠や行動、生活にも大きく影響する場合があります。現れ方や経過は人によって違います。
躁状態・軽躁状態で見られること
あまり眠らなくても平気だと感じ、活動が増えたり、話し続けたりする変化が見られます。次々に考えが浮かぶほか、いらだちやすくなることもあります。普段より大きな買い物や決断をしてしまう場合もあります。
症状が強いときの言動を、その人の性格だけで判断できません。本人の状態を見ながら話を聞き、受診や生活上の安全を支えることが必要です。NIMHの双極性障害の解説
落ち込みだけを見て判断しない
うつ状態では、気分の落ち込み、楽しさの減少、疲れや睡眠の変化などが現れます。受診時の落ち込みに加え、過去に眠らず活動していた時期や、普段と違う行動を続けていた経験も医師に伝えることが大切です。
治療には、状態に応じた薬物療法や心理療法があります。うつ病と双極性障害では薬の選び方が異なるため、自己判断で薬を増減・中止せず、主治医と相談してください。
鍼灸を相談される方へ
当院では、医療機関での治療を踏まえ、身体のこわばりや痛み、日々の負担を伺います。躁状態やうつ状態の治療を、鍼灸だけで置き換えるものではありません。
睡眠が大きく減って活動が急に増えた、行動の変化で生活や安全に支障が出ているといった場合は、主治医へ早めに連絡してください。自分や周囲の人に差し迫った危険がある場合は、救急の支援が必要です。
